ブラフマチャリヤ ~ヨガの教え~
ブラフマチャリヤ(Brahmacharya)とは、禁欲という教えです。
もともと、ヨガは男性だけの物でした。
そのため、男性視点の性的な意味においての禁欲という教えでした。
でも、現在では、エネルギーの無駄遣いをしない、利己的なエネルギーの使い方をしない、
という意味になります。
言い換えると、エネルギーを適切にコントロールし、
生きる目的に沿って、必要なところに集中的にエネルギーを使いましょう、ということです。
必要なところって、
皆さんは明確に持っているでしょうか?
自分の目標ややりたいこと、なすべきことをもって、
そこに向かってエネルギーを集中させることができれば、毎日が充実して布団の中に入ることができそうです。
私の人生の最終目標は、死ぬ直前、「あぁ~、楽しかった!!」と思いながら
死を迎えることです。
私の中でこの大目標はゆるぎないのですが、そのために、どうすればよいのか・・・
ということが、曖昧だったりします。
しっかり自分の目標を見据えて、日々を過ごしたいと思いました。
余談になりますが・・・
アメリカの心理学者ヘンリー・マレー氏は人間の欲の種類をリスト化しています。
このリストに上がっている欲の種類は、大きく分けて2種類あります。
①臓器発生的欲求:人間の臓器と関連する一時的欲求
例:呼吸したい、水を飲みたい・・・など。
②心理発生的欲求:臓器とは関連しない二次的欲求
例:お金が欲しい、認められたい、地位を向上させたい・・・など。
そして、①は11種類、②は28種類にも分類されるそうです。
欲ってたくさんの種類があるんですね。
興味ある方は、「マレー 欲求リスト」で検索してみてください。
新たな発見があるかもしれません。